第56回研究大会2014/6/14-15

【テーマ】 親-その複数性と多元性

【日 時】 2014年6月14日(土)~6月15日(日)

【会 場】 千葉大学西千葉キャンパス
文学部・法経学部棟1階 106講義室
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
※西千葉駅からは北口を出て、千葉大南門から お入りください(正門まで徒歩約2分)。
京成みどり台駅からは、改札を出て左手、JR線方向に直進し千葉大正門よりお入りください
(駅から正門まで徒歩約7分)。
http://www.chiba-u.ac.jp/campus_map/nishichiba/

 

研究大会プログラム

6月14日(土)

9:00~    受付開始

9:30~9:40  会長挨拶 高木 侃(専修大学)

9:40~12:30 自由報告

司会 鈴木伸枝(千葉大学)

1.モンゴル社会における家父長制
―19世紀末から20世紀前半のモンゴルと内モンゴルを中心に―  田中華子(名城大学)

2.養育の場における子ども同士の関係性
―児童自立支援施設での質的調査から―  藤間公太(慶應義塾大学大学院)

司会 森本一彦(高野山大学)

3.近世メディアに表象される都市部民衆の「家」に対する集合心性  中臺希実(明治大学大学院)

4.法律婚の外部で実践される共同生活
―事実婚・同棲のインタビュー調査から―  阪井裕一郎(慶應義塾大学)

12:30~13:20 昼休み

13:20~14:20 総会

14:20~17:50 企画セッション1「歴史と比較のなかの親」

司会   堀田幸義(宮城教育大学)

趣旨説明 米村千代(千葉大学)

1.日本中世の穢観念とオヤコ関係  片岡耕平(国文学研究資料館)

2.日本近世武家社会における擬制的親子関係
―内分と家内和合の問題を中心に―  藤方博之(日本学術振興会)

3.16世紀南ドイツにおけるフッガー家のオヤコ関係
-モントフォルト伯家との関係を中心として-  栂香央里(日本女子大学)

4.作り出される先住性
―ハワイの養取慣行ハーナイの現場から-  四條真也(首都大学東京大学院)

討論者 大野啓(佛教大学)

18:00~20:00 懇親会

6月15日(日)

9:30~13:00 企画セッション2「親子関係の現在」

司会   床谷文雄(大阪大学)

1.親の複数性と多元性をめぐる日本法の現代的展開  渡邉泰彦(京都産業大学)

2.親の複数性と多元性をめぐるフランス法の今  羽生香織(上智大学)

3.北欧の国際養子縁組と越境する家族形成  出口 顯(島根大学)

4.非血縁親子における「親の複数性・多元性」の課題
-養子縁組における「生みの親」を事例に-  野辺陽子(東京大学)

討論者 渡辺秀樹(帝京大学)

13:00~14:00 昼休み

14:00~16:00 総合討論「親の複数性と多元性」

司会 小池誠(桃山学院大学)・米村千代(千葉大学)

16:00~16:10 閉会挨拶