平井晶子・床谷文雄・山田昌弘編 『家族研究の最前線② 出会いと結婚』(既刊)

出会いと結婚

 

著者:平井晶子・床谷文雄・山田昌弘編

出版社:日本経済評論社

定価:本体5200円+税

ISBN:978-4-8188-2471-3

判型:A5判

頁:384頁

刊行:2017年12月

ジャンル:社会・政治人文・社会

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内容紹介

未婚、晩婚、離婚、再婚、国際結婚、同性婚――。ひとはどんな出会いを経て、誰と結びつくのか。現代および歴史的な日本の状況と、世界の事情から、結婚の意味を再考する。

目次

序章 歴史と比較から読み解く日本の結婚 平井晶子
第1部 現代日本の結婚
第1章 日本の結婚のゆくえ 山田昌弘
第2章 出会いと結婚の半世紀 中村真理子
第3章 「ナショナルな標準家族」としての日本の国際結婚 賽漢卓娜
補論1 法律学からみた再婚の意義  床谷文雄
第2部 世界の結婚
第4章 アジア七地域における「出会いと結婚」の諸相 伊達平和
第5章 フランスにおけるカップル形成と法制度選択 大島梨沙
第6章 「ほどける」結婚 宇田川妙子
第7章 フィリピン・ムスリムの家族形成にみる連続性と多様性 渡邉暁子
補論2 人類学における結婚の諸概念をめぐって 小池 誠
第3部 日本の結婚の歴史的展開
第8章 十九世紀の越後国から陸奥国への遠方婚からみた地域変化 川口洋
第9章 近代移行期における西南日本型結婚パターンの変容 中島満大
第10章 近代日本の出会いと結婚 服部誠
補論3 明治民法と改正要綱における「出会いと結婚」 蓑輪明子