小島宏・廣嶋清志編著『人口政策の比較史』(新刊)

家族研究の最前線 4
人口政策の比較史  せめぎあう家族と行政
著者:比較家族史学会監修/小島宏・廣嶋清志編著
定価:本体4800円+税
ISBN:978-4-8188-2535-2
判型:A5判
頁:328頁
刊行:2019年09月

 

内容
人口抑制政策、少子化対策、優生政策、家族計画、母子保健、ジェンダー政策――。人口変動に影響を与える政策を実施する政府・行政と変容する家族の、日本、東アジア、西欧の比較史。

目次
序 章 人口・家族政策の概念、分析枠組、比較史 小島宏
第1章 近世東北の人口政策 髙橋美由紀
第2章 近世西南の人口変動と子ども 太田素子
第3章 戦前の人口政策 杉田菜穂
第4章 戦時の人口政策 高岡裕之
第5章 占領下の「人口政策」 豊田真穂
第6章 戦後本土の「人口政策」 田間泰子
第7章 戦後沖縄の「人口政策」 澤田佳世
第8章 近年における「人口政策」 守泉理恵
コラム 厚生労働省設置法における人口政策の位置 廣嶋清志
第9章 韓国・台湾の人口政策 鈴木透
第10章 フランスの人口政策 福島都茂子
第11章 中国の人口政策 小浜正子
補 論 戦後日本の人口政策の変遷 廣嶋清志