比較家族史学会会員の皆様
本年9月21日(土)-22日(日)に北京にて開催を予定しております秋季研究大会のプログラムが固まってまいりましたのでお知らせします。本大会は中国社会科学院日本研究所・国際協力局主催、中国社会科学院社会学研究所および比較家族史学会共催というかたちで実施しますジョインントコンファレンスとして開催するものです。すでに会議の費用を予算化してくださり、会場やホテルの予約などを進めてくださっております中国社会科学院のご支援に深く感謝致します。とりわけ中国側の実行委員をお務めいただきます呉小英先生(社会学研究所家庭与性別研究室主任)、胡澎先生(日本研究所社会研究室主任)のご尽力にお礼申し上げます。
本大会は比較家族史学会にとっては初めての中国での大会開催であり、中国を代表する研究所との共催という、中国の家族研究者との交流を深めるまたとない機会です。ただし、中国社会科学院の規則により外国からの参加者数に制限が設けられており、なるべく大勢の参加が可能なようにご配慮いただきましたが、それでも日本側の参加者は報告者10人と非報告者10人に制限せざるをえません。希望者全員が参加することができない変則的な研究大会となりますことをお詫びいたします。やむをえない事情とご理解いただけますとありがたく存じます。報告者は、報告希望者のうちから、中日双方の発表内容のマッチングなどを考慮し、双方の実行委員会の合議にて決定させていただきますことを、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。
1. 会議日程:
2019年9月20日-23日(会議:21日(土)~22日(日))
20日(金) | 21日(土) | 22日(日) | 23日(月) | |
朝食 | 受付・ホテル | ホテル朝食 | ホテル朝食 | 帰国 |
午前(9:00-12:00) |
セッション1,2 | 見学1 | ||
昼食 | 昼食(弁当) | 昼食 | ||
午後(13:00-17:30) | セッション3,4 | 見学2 | ||
夜 | 歓迎会(夕食) | 懇親会(19:00-) | 自由活動 |
会場:社会科学院考古学研究所会議室(80~90人) 宿泊:社科博源賓館
*前日20日(金)夕方とコンファレンスの後に中国社会科学院日本研究所・社会学研究所主催の夕食会を予定。
*22日(日)には北京の介護施設や乳幼児の託児所等の見学をお願いしている。
2. 参加人数
報告者22人(予定)日本10人、中国12人程度。
日本側の参加者は報告者10人と非報告者10人の予定。
3. 会議タイトル
日本語:「高齢化する中日社会における家族の変化と社会的支援」
中国語:「老龄化背景下的中日家庭变迁与社会支持」
4. 報告とその準備および論文集の刊行
口頭発表は日本語か中国語で行い同時通訳をつける。
当日に使用するプロシーディングスを60部用意するため、プロシーディングス用原稿(日本語)を期日までに準備する。
発表にはPPT使用可(USB持参または事前の発送いずれも可)。
会議の成果は中国語の論文集として刊行する。
5. 経費
日本側負担:日本側の航空費・宿泊費
中国側負担:20日の夕食、会議の日(21日)の食費、見学の日(22日)の昼食費、
会場費、同時通訳費、同時通訳の機械の使用費、バス代、論文集の印刷費など
6. ビザ
15日以内の場合は必要がないが、万全のため招待状を用意する。
7.申し込み方法
報告を希望される方は、①お名前、②報告タイトル、③アブストラクト(400字)を、国際交流委員のサイハンジュナ会員(saihanjuna@nagasaki-u.ac.jp) に、3月末までにお知らせください。報告希望者が予定人数を超える場合は、大変申し訳ありませんが、テーマへの適合性、中日双方の発表内容のマッチングなどを考慮し、双方の実行委員の合議により選考させていただきます。
*なお、中国社会科学院日本研究所・社会学研究所は市内別の場所にありますが、宿泊先の社科博源賓館は中心部にある屈指の繁華街・王府井エリアに位置しています。天安門、故宮、北海公園、景山公園などに徒歩で見学しに行けます。また北京市政府機関、商業施設も近くにあります。市内各地へのアクセスが便利です。http://www.bjskbybg.com/
実行委員会(落合恵美子、サイハンジュナ、山田昌弘、小池誠)