2017年 第61回研究大会のお知らせ

2017年 比較家族史学会第61回春季研究大会のご案内

【日程】2017年6月17日(土)・18日(日)

【会場】早稲田大学早稲田キャンパス
(〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1)
6月17日:15号館203教室、6月18日:14号館201教室

【参加費・申込み】
1,000円、学生無料(学生証提示必要)、事前申込不要
【懇親会】会場:Pizzeria高田牧舎(早大南門前)、事前申込必要
会費:5,000円、大学院生3,000円(学生証提示必要)

【プログラム】

6月17日(土)
9:10~9:20   会長挨拶  森謙二(茨城キリスト教大学)
9:20~10:40  自由報告
司会:堀田幸義(宮城教育大学)
9:20 本多 真隆(早稲田大学)
「『家』と『家庭』の混交の諸類型
――1920年代の『家族制度』論を中心に」
10:00 森本 一彦(高野山大学)
「半檀家の類型化における問題点
――美濃国安八郡笠木村の事例を中心に」

10:40~10:50 休憩
10:50~11:50 総会
11:50~12:50 お昼休み

12:50~15:30 シンポジウム「子どもと教育 第1部」
司会:小山 静子(京都大学)
12:50 趣旨説明 小山 静子(京都大学)
13:00 柴田 賢一(尚絅大学短期大学部)
「Government, Education, Instruction―
――16-17世紀イングランドの家政論における“教育”」
13:30 野々村 淑子(九州大学)
「18世紀ロンドンの貧困児救済と家族
――無料診療所の設立と医療実践をめぐって」
14:00 山本 敏子(駒澤大学)
「「水上生活者」の家族と子どもの教育
――1910-30年代の東京の河川・運河を舞台に」
14:30 吉長 真子(福山市立大学)
「1930-40年代の日本における産育文化の変容
――妊産婦・乳幼児保護事業推進の論理を中心に」

15:50~18:20 シンポジウム「子どもと教育 第2部」
司会:小山 静子(京都大学)
15:50 広井 多鶴子(実践女子大学)
「近代の親子関係規範の成立と親子問題」
16:20 服部 美奈(名古屋大学)
「20世紀前半の蘭領東インド・イスラーム社会に
おける「近代家族」と子ども観
――雑誌『アイシャの声(Soeara Aisjijah)』
(1926-1941)に焦点をあてて」
16:50 河合 務(鳥取大学)
「フランス出産奨励運動の子ども観と家族
――20世紀前半における「多産化への教育」」
17:20 小玉 亮子(お茶の水女子大学)
「20世紀初頭のドイツにおける母の日と教育」
17:50 質疑応答

18:30~20:30 懇親会

6月18日(日)
9:30~12:10 シンポジウム「子どもと教育 第3部」
司会:小玉亮子(お茶の水女子大学)
9:30 海妻 径子(岩手大学)
「植民地(主義)的男性性と父子関係」
10:00 李 璟媛(岡山大学)
「1960年代以降の韓国における
子どもの教育と家族政策」

10:30 休憩

10:40 小山 静子(京都大学)
「「作るもの」「育てるもの」としての「よい」子ども
――「健全育成」と母子保健法」
11:10 土屋 敦(徳島大学)
「施設の子どもたちの戦後史――1970‐80年代初頭の
日本社会に焦点を当てて」
11:40 質疑応答

12:10~13:30 お昼休み

13:30~15:50 シンポジウム「子どもと教育 全体討論」
司会:山田 昌弘(中央大学)

15:50~16:00 閉会の挨拶