『比較家族史研究』第2号(1987)

特集・家父長制家族に関する諸問題
 鎌田 浩「法史学会における家父長制論争争」
 長谷川善計「社会学における家と家父長制——戸田・喜多野理論を中心にして
 飯沼賢司「日本中世の家父長制について
 南塚信吾「ザドルガ研究への序章
講演記事
 洞 富雄「家族史研究と私
論 説
 小野義美「フランス・アンシァン・レジーム期における封印状について
 百田弥栄子「永寧の〝母系〟家族とその社会
 中生勝美「中国山東省の婚姻儀礼
学説研究
 黒木三郎「青山道夫の家族法
家族史研究と私の関心
 秋枝蕭子「私と女性史研究
 井上洋子「住生活様式と家族生活史
 久保加津子「福沢諭吉の『女大学評論・新女大学』を読んで
 中山そみ「『バッハオーフェン墓参記』の刊行によせて
 植木とみ子「山川菊栄について
史料瞥見
 森 謙二「「死後の離婚」=帰葬の習俗について——天野・江守両会員の論稿に触れて」
学会展望
 落合恵美子「フェミニズムと家族史