2023年度春季研究大会プログラム

【日程】 6月24日(土)・25日(日)

【会場】 関西大学 千里山キャンパス 第三学舎 ソシオAVホール
       https://www.kansai-u.ac.jp/ja/about/campus/
【開催方法】対面 ただし、状況によって変更可能性あり
【参加費・申込み】 1000円、学部学生は無料(学生証提示必要)、要事前申込み
           ※料金は会場にて徴収いたします
           ※非会員の方も申込いただけます
  ・申込み:専用申込みフォーム(リンクしています)
       以下のURLからも申込めます。
        https://forms.gle/tA1VZQrdSMPkub7a6
  ・参加申込み締め切り:2023年6月17日(日)
【懇親会】 6月24日(土)18時開始 チルコロ(新関西大学会館南棟4階)
  会費3700円(事前に申し込んでください
    ※ 料金は会場にて徴収いたします
【会場校連絡先】 関西大学 土屋敦研究室(a_tsuchi@kansai-u.ac.jp)

【プログラム】
6月24日(土)
10:00~10:10 会長挨拶 小池誠(桃山学院大学)
10:10~10:13 大会運営についてのお知らせ 野辺陽子(日本女子大学)
10:15~11:57 自由報告 司会 山根真理(愛知教育大学)
 報告1  10:17~10:42 
  武井基晃(筑波大学)
   「家譜にみる琉球士のライフコースと年齢
     ―長命あるいは早逝にともなう孫による継承を中心に―」
 報告2  10:42~11:07 
  堀内香里(東北学院大学文学研究科・日本学術振興会特別研究員PD)
   「近世モンゴルにおける家族
     :18世紀から20世紀初頭のハルハ・モンゴル遊牧社会における養子縁組」
 報告3  11:07~11:32 
  澤野美智子(立命館大学)
   「養子縁組という『支援』:AYA世代女性のがん経験者の語りから」
 報告4  11:32~11:57 
  宋円夢(京都大学文学研究科社会学専修博士課程)
   「計画出産の緩和期における「優生優育」思想のあり方とその定着
      ―柯橋区を事例に―」
12:00~12:30 総会
12:30~13:15 休憩
13:15~17:35 シンポジウム「家族と病い」
13:15~13:20 企画趣旨説明 田間泰子(大阪公立大学)
第Ⅰ部「近世/近代における家族と病い」 
 司会 田間泰子(大阪公立大学)
13:20~15:20  第1セッション「日本近世の死と病いと家族」
 報告1  13:20~13:45 
  平井晶子(神戸大学)
   「死が身近な社会の中の家族―歴史人口学的アプローチ―」
 報告2  13:45~14:10
  中島満大(明治大学)
   「徳川時代における感染症と家族―病いが家族形成に与える影響―」
 報告3  14:10~14:35
  鈴木則子(奈良女子大学)
   「幕末の日記史料にみる『家』と看護」
14:35~14:50 討論 
     コメンテーター 鬼頭宏(上智大学)
14:50~15:20 ディスカッション
15:20~15:35 休憩
15:35~17:35 第2セッション「家族のいない子どもの病い」
 報告1 15:35~16:00 
  内本充統(京都橘大学)
   「1834年イギリス新救貧法下における児童の施設養育と『病い』」
 報告2  16:00~16:25 
  田中友佳子(芝浦工業大学)
   「香隣園における『病い』と擬似家族
     ―植民地朝鮮末期の孤児問題と養育―」
 報告3  16:25~16:50 
  土屋敦(関西大学)
   「乳児院における母性的養育剥奪論の盛衰
     ―1960~80年代における施設養護の展開から―」
16:50~17:05  討論 
     コメンテーター 野々村淑子(九州大学)
17:05~17:35 ディスカッション

6月25日(日)
第Ⅱ部「病いの特別イシュー」 
 司会 土屋敦(関西大学)
10:00~12:05  第1セッション「家族とハンセン病」(韓国語↔日本語 同時通訳)
10:00~10:05  同時通訳についての説明
 報告1  10:05~10:30 
  廣川和花(専修大学)
   「戦前期日本のハンセン病者と家族―九州療養所『患者身分帳』の分析から―」
 報告2  10:30~10:55
  蘭由岐子(追手門学院大学)
   「ハンセン病をめぐる〈家族〉の経験―ある兄妹(きょうだい)の語りから―」
 報告3  10:55~11:20 
  KIM Jae-Hyung(Korea National Open University)
    ‘Stigma and Discrimination against the Children of People Affected by Hansen’s Disease in South Korea’
11:20~11:35 討論 
     コメンテーター 愼蒼健(東京理科大学)
11:35~12:05 ディスカッション
12:05~13:00 休憩
13:00~15:00 第2セッション「家族とコロナ禍/パンデミック」
 報告1  13:00~13:25 
  香西豊子(佛教大学)
   「家庭衛生の位相―日本の近代衛生史から考える―」
 報告2  13:25~13:50
  藤原辰史(京都大学)
   「コロナ・パンデミックによる社会の変化と不変化」
 報告3  13:50~14:15 
  緒方桂子(南山大学)
   「コロナ禍が浮き彫りにした労働と家族、そして家族ケアの課題
       ―病に強い社会への展望―」
14:15~14:30  討論 
      コメンテーター 浜田明範(東京大学)
14:30~15:00 ディスカッション
15:00~15:15 休憩
15:15~16:20 総合討論 (韓国語↔日本語 同時通訳)
16:20~16:30 閉会挨拶 三成美保(追手門学院大学)

【大会運営委員長・委員】 土屋敦(委員長・関西大学)、田間泰子(大阪公立大学)、三品拓人(関西大学)、野辺陽子(日本女子大学)、李璟媛(岡山大学)